生活習慣に問題あっても勝ち目のあるガンはこちら
- 作者: 堀江貴文,予防医療普及協会
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/08/09
- メディア: 単行本
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⤴︎出典
[日本のがん事情]
- 日本のがん死亡者は、2017年統計で約38万人(男性約22万人、女性約16万人)
- 男性で多いのは、肺がん、胃がん、大腸がん、肝臓がん、すい臓がん。
- 女性は、大腸がんが最も多く、続いて、肺がん、すい臓、胃がん、乳がん。
- がん全体の罹患率は百一万四千件。高齢化、長寿化を背景としている。
- 日本人のがんの25パーセントは感染症やウイルスが原因。これらは、定期的に検診を受けることで発症確率を大きく下げることができる。
例えば、、、
- 肝臓がんは、自治体の肝炎ウイルス検査で発見できる(20歳以上なら初回限り無料)
- 子宮頸がんは、HPVの予防接種である程度予防可能。
- 便潜血検査で、大腸からの出血が無いか確認でき、ポリープが見つかれば、それががんの原因である。ポリープが2個以上ある人は、そうでない人に比べて、発症するリスクが7倍になる。ポリープががんになるまでには数年かかるため、便潜血検査を2年に一回受けていれば、まず手遅れになることはない。ポリープは、便潜血検査で陽性になり、大腸内視鏡手術をして摘出される。→毎年検査を受けていれば90パーセントは助かる。なお、自費の人間ドックでポリープが見つかったら、自動的に保険適用に切り替わる。
- [海外事情]
- アメリカでは50歳以上の人は誰でも一度だけ無料で大腸内視鏡検査が受けられる制度があり、罹患率、死亡率ともに約30%ずつ減った。
- 早ければ40歳、遅くても50歳で一度検診を受けることが推奨されている。
- [手術]
- 最近の手術は、技術が進歩して、寝ている間に終わるようです。
- [費用]
- 殆どの市町村で公費補助があり、一部自己負担で検査を受けられる(地域によっては無料)。それが難しければ検査キットで取り寄せ、自宅で要請が出れば、病院で内視鏡手術を受ける。これで殆どの大腸がんを防げる。
[補足]