小さい観葉植物
こんなデータがある。
ノルウェー大学がオフィスワーカー約400人を対象にした実験で、観葉植物のあるオフィスと、ないオフィスで働いた場合、健康面にどのような差異があるかを調べた。
結果、観葉植物のあるオフィスで仕事をしたグループは、ストレスや疲労感などの精神的苦痛のみならず、頭痛や咳、肌の乾燥といった身体面の問題まで改善したという。(仕事量や仕事の難しさの違いはしっかり考慮された上で)
また、牢屋の窓から植物が見えるようにされた受刑者と、そうでない受刑者では、前者の方が病気にかかりづらくなったというデータもある。
ある日の朝である。
最近のマイブームが登山で、週末になると必ず山に出掛けていたが、窓の外はあいにくの雨。
山に行けない。
土砂降りの雨の中、自然に渇望した私の足は、花屋に向かっていた。
若い女性の店員に10分ほど質問責めを食らわした後、私は右手に紙袋を提げてその花屋を出た。
その紙袋の中身が、これだ。
花の名はセダム。いい響きだ。
土苔が乾燥したら水をやる。その頻度は2、3日に1回。なおかつ、日光が無くとも育つ。
室内で育てるのにピッタリだ。
小さい観葉植物の利点は、簡単に場所移動が出来ること。
食事時、私は観葉植物をこのように設置する。
スマホで流しているのはAbemaTV。
自動的に画面を見ると、セダムが目に入る仕組みになっている。
視力の低下を防ぎ、ゲスい番組内容(アベマにはゲスさしか求めていない)を、セダムの癒し効果が爽やかに調和してくれる。
山に行けない日でも、室内で自然を感じられるようになった。
観葉植物のある暮らしが気に入り、職場デスク用の観葉植物も購入している。