観劇メモ 東京夜光『世界の終わりで目をつむる』@小劇場楽園
小劇場楽園にて観劇しました。
楽園もB1と同じで客席が二方向なのか。
— わっちゃん (@yoruniwaraeba) 2018年12月23日
二方向って見づらいしやりづらいよなあ。
そこが腕の見せ所なんやろな pic.twitter.com/A84OJ3N4St
B1と同じ2方向の客席。そして天井が低い。客席の頭上すぐ真上にサスライトがぶら下がってました。なんかコウモリみたいでした。
結果的にこの閉塞感強めの劇場がこの公演内容にぴったりとはまっていました。
感動したのは、ダンス・歌を使わないのにも関わらず途中で飽きずに引き込まれたこと。
今まで見た芝居にはない事でした。練られながらも無理のない脚本と肩の力の抜けた芝居と演出でしっかり引き込む、重すぎず軽すぎずの絶妙なタッチでした。
これぞ芝居だと思いました。なんとなく「こんな芝居観たいなあ」とぼんやり思い浮かべていた作品にとても近くて、本当に出会えて良かった。
内容は、主宰の川名幸宏さんの実体験を元にしていますが、それはあくまで三畳間に宗教団体の美女が人違いで訪れるというところまで。
その後は、もしその女性と恋をしたらどうな
隣の部屋から聞こえるうめき声。物語の最初と最後のシーンに登場
舞台上に設置された柱。転換の度に少しずつ外されていきます。舞台の
転換の抽象的な場面。青白いライトの中、柱から登場人物が主人公
あと小劇場は張らなくても声が届くから、自然な演技が出来る。そして、そんな芝居が観れる。
という発見もありました。
東京夜光『世界の終わりで目をつむる』@楽園
— わっちゃん (@yoruniwaraeba) 2018年12月23日
脚本演出、舞台装置の使い方、役者の自然な芝居、役者を殺さない転換、抽象的感覚と現実のバランス。展開、オチ。そしてタイトル。
これは良いものが見れた!
見てる途中ずっと声に出さずに「これは面白い! これは面白い!」って言い続けてた。