メロメロたち
悪い芝居を知ったのは、『劇団石塚朱莉』という連載がきっかけ。
石塚朱莉さんはNMB48のメンバー。悪い芝居に初回のメロメロたちでゲスト主演で演劇初舞台を踏まれました。
そして今は自らが立ち上げた『劇団アカズノマ』を主宰しておられます。
今回の主演はユーチューバーの渡邊みなさん。
ゲストの目の付け所も面白いし、別ジャンルのお客さんを呼ぶのが上手いですね 笑
会場は、大阪梅田のHEP FIVEの8階にあるHEPホール。いかにも小劇場という感じのキャパ。
物販ではtシャツやCD、パンフレットや過去作品のDVDや台本が販売されていました!
グッズのデザインもセンス良くて、「チケット代以外も、こうやって稼ぐのか!」と勉強になりました。 笑
ガレージコーナーから500円の過去作品の台本(スーパーふぃクション)を購入。セリフの練習に使うことにしました。
会場に入ってみると舞台上には重厚なセットが。そして中央に置かれたドラムセット。
内容はネタバレになるので言えませんが、演奏がめちゃめちゃ多い!
役者さんがかなりクオリティの高い演奏をしてました。
いざ始まると
最初はセリフ掛け合いのノリが若いのと、下ネタ満載、演奏・歌のパートが多くて
「これ無理かも、、」
と引き気味でしたが、
戦争のパートになると、それまでとのギャップが上手く生きてきて、まんまと引き込まれていきました。
休憩を挟んだ2幕目からはお笑いパートのノリにもついていけて、完全に楽しんじゃってました。
最後は渡邊さんのしっかりとした歌。
そして、観客の心に刺さる人生へのメッセージ。
ふざけ倒した後に感動持ってくるとこんな刺さるんですね。。
浅くて、深い。しょーもなくて、面白い。
ぜつぼーと、きぼー。
感想を総括するとこんな感じですかね。👆
見終わった後、この「メロメロたち」という少し不思議なタイトルが愛おしく思えました。。
渡邊さんはまだ19歳とのことですが、年齢に見合わない若干ドスの効いた声と達者な喋りが魅力的でした。
この日はアフタートークで、2年前の初演で主演を務めた石塚朱莉さんがゲストで出演されました。
前の方で今回の公演を見られていたそうで、
「この芝居はやっぱりアホや」
と呆れたようなことをおっしゃったかと思えば、
「この戯曲は学校の教科書に載るべき」
ともおっしゃっていました。
一人の観客この相反した意見が、この芝居を印象を表していると思います。
観終わって思ったこと。
芝居を見る方法はドラマや映画などの映像媒体もあります。
しかし、
得られる刺激は、段違いで生の演劇の方が多い!
今回のチケット代3700円も見終わった後なら、安いとさえ感じられました〜。
PS
今回の公演でもたくさんチラシをもらいました。
その中で気になったのが↓
最近舞台に出られてないので、単発企画に参加してみようかなと。
ミーハーですが、この3人を近場の劇場で3000円で見られるのなら行くしかない。
関西で有名な小劇団。チケット代6000円ですがその分期待。
石塚さん主催の舞台。興味あります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!