コミュ障なのにあえて一人暮らしする僕のお金の使い方

どうも、わっちゃんです。

二年ほど前までの僕は、思い返すと本当に気持ち悪いやつでした。人とろくにコミュニケーションも取れないし、実家に寄生して、給料の殆どをアイドルとお笑いと似合わない洋服に費やす。特に自分を磨く努力もしない。
今は大嫌いな「ヒマ潰し」を、何のためらいもなくやってました。

そんな無為に時間と金を使う生活でしたが、今はある「ねらい」を持って日々を生きています。

きっかけ
去年から、小説家を目指しています。理由は毎日楽しくなくて、小説家も辛そうだったから。同じ辛いなら、自分の頑張った証として本を出版できる小説家を目指そう。唯一誇れるのが国語の成績がよかったことだから、文章で食っていきたかった。

ただ、それに打ち込むには、会社員の自分にとって時間の捻出が必要。
時間の使い方について試行錯誤していく中で、DaiGoさんの「自分を操る超集中力」を読みました。そこで集中力を上げるための手段として、「持ち物を減らす」という項目がありました。それで、なにかピンときて、「そういえばミニマリストっていたなぁ」と、どこぞのメディアで見かけた、がらんとした何も無い部屋を思い起こしました。
「集中力をあげるために、ミニマリストのノウハウをパクればいいじゃん！」と思い、そこからミニマリストの書籍やブログを見漁りました。

その二ヶ月後には、実家の自室から本やDVDが消え、必要最低限のものが残りました。そして、その半年後には、一人暮らしを始めていました。

出費の内訳
現在神戸で一人暮らししている僕の出費をご紹介します。
消費と浪費をなるべく減らして、自己投資にお金を使うよう心がけています。収入は毎月平均１８５０００円くらいの手取り。

家賃
６７０００円（wifi料金込み）
実家も近いので、一人暮らしをしなくてもやっていけるのですが、どうしても甘えてしまうので、環境から変えました。生活コストを下げるに当たって、ミニマリストしぶさんなどのブログを参考にしました。
一人暮らしを始めたおかげで、以前よりも行動力が上がり、お金に対する意識が変わりました。
まあ、家賃補助もあるので、実際に支払う額はもう少し低めです。
環境にケツを叩いて貰ってる感じですね。

無駄を削る
・脱毛（１３万円を月々一万の分割払い）
髭は似合わないし、仕事の時にはどうせ剃らないといけないから、生えてる理由がわかりません。梅田のゴリラクリニックに通っています。

能力の向上にフォーカス
習い事
得意な分野を伸ばし、今後の人生で必須なのに自分に足りないスキルを磨くために、四つの習い事に通っています。

ヤマハのボーカルスクール（月会費１００００円）

カラオケが趣味なのでそれを極めるために通っています。また、コンプレックスである声の通りの悪さを解消するため。楽器だと荷物になるし、自分の声帯鍛えた方がよくね？　というミニマリスト的発想です。

声を出すことはストレス解消にもなるし、実際やってて楽しい。
ただカラオケしたりネットサーフィンするだけじゃわかり得ない気づきや学びがあって楽しいです。

あと、三ノ宮のスクールには綺麗な生徒用の共用スペースがあって、生徒ならレッスンがない日でも利用することが可能です。卓上にコンセントもあるので、パソコン作業もできちゃう。
ブログ・小説などの書き物の活動とのシナジーも抜群てなわけです。僕はここでポメラを出して文章を書いています。

家で作業するときに集中力が無くなったらカフェを利用していたのですが、ここを利用すればその出費を抑えることができます。

ジム（月８５００円）
こいつはマジでメリットが多すぎます。月一万は安い。モテてる人を沢山観察してきて、発見したのが、「筋肉」あるやつ大体モテる説。
マッチョ社長の本がかなり筋トレ啓発になりました。筋トレ始めようか悩んでいる人はご一読をおすすめします。

筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法

自己肯定感が上がる、見栄えが良くなる、モテる、発言に説得力が出る、健康になる、頭の回転が良くなる、栄養学の知識がつく、入浴代が浮く、ストレッチ・ヨガのやり方が学べる、シンプルな格好でも決まるので洋服代が浮く。


ここも簡単な机と椅子、マッサージチェアがあるので、筋トレしない日でも利用できます。
ここでも喫茶店代と、加えてマッサージ代が節約できます。

お風呂があったら言うこと無しなんですが、今通ってるとこは、シャワーとサウナだけです。

小説塾（月８０００円）
今は通っていませんが、一年間通いました。自分にとっての唯一の強みが文章力だと思っていたので、かなりの入れ具合で打ち込んでいました。四回通うごとに８０００円支払うシステムでした。先生は作家ではありませんが、演劇、小説の分野に人生の大半を捧げてきた方なので、説得力がありました。おかげで長編をひとつ書き上げ、野生時代の「フロンティア大賞」に応募することができました。ただ、考えすぎる性格が自分の首を絞めていると感じ、今は休憩中です。
代わりに、文章力向上と小遣い稼ぎのためにブログを始めた形になりますね。本収入に追いついたら、今の仕事を辞めようと思っています。

コンプレックスの解消

話し方教室（月１万円）
自分の話し声の録音を聞いていると、「うわー！」ってなります。（笑）
まだ体験に行ったところで、通うのは今月から。講師を一回ごとに選べるのが、ここの強み。様々な経歴を持つ講師陣で、話し方、ボーカルレッスン、そのどちらを習うかも、その時の自由です。

街コン・交際費（月２～３万）
ずっと彼女ができなくて、「おれは人間として大事なところが欠落しているのでは？」と思っていました。自分にとってしこりとなっているものを一つずつ消したい所存です。あと、ただ単に幸せになりたい。（切実）

辞めた出費
コレクション全般（アイドルグッズ、ＣＤ、洋服）
実家に住んでいたとき、部屋にギチギチに乃木坂４６やＮＭＢ４８のグッズ、漫画、小説を詰め込んで悦に入っていました。
洋服も一回も外で着ないようなのをメルカリやらゾゾタウンやらで買いあさってました。　自分がうだつが上がらないのを完全に見た目のせいにして、現実逃避してました。
ただ、それを持っているだけで何の能力も持っていない自分にうんざりしていたし、どこかそれが自分の足かせになっているような気もしていました。
コレクションを保有していると、自分の気持ちに鈍感になるんですよね。
もうそれに飽きていたとしても、「私たちが好きなんでしょ？」と、コレクションたちから変な暗示を掛けられている気分になります。

ほんとに今現在自分が好きなものが見えづらくなるんですよ。

物を捨てると、靄が晴れて、自分の正直な気持ちが見えてきます。ぼくはすっきりした部屋の中で、「彼女が欲しい……」と思いました（小説家ちゃうんかい）。

一人で通うライブへの出費
お笑いが好きで、難波の劇場のライブに良く通っていました。去年は年間五十回行きました。多いときには週に５回も！　難波に部屋借りたくなりましたね。ええ。
無駄に回数を重ねるよりも、「どうしても行きたい！」って思えるライブにチケット代を払うと、一回のライブをより楽しめます。
（お笑いライブの素晴らしさについて語る記事を、今度書こうと思います。）
あと、コミュ障のお笑いを放っておくと、一人でライブに行きまくって歯止めがきかなくなります。今は出来るだけ誰かとライブに行って、その楽しさを共有するよう心がけています。

お菓子
食べるから、食べたくなるんです。お菓子の糖分には依存性がありますから。一週間お菓子を断食すれば、たいして食べたい！　って思わなくなるはず。

食費
父親が玄米おにぎりを作るのに凝っていて、僕の分まで作って、一週間分冷蔵庫に入れておいてくれるんです。
めっちゃありがたい。。
出来るだけ食費を浮かせるために、
毎食「玄米おにぎり１～２個、漬け物、インスタント味噌汁、豆乳ｏｒ野菜ジュースｏｒ水」
っていう精進料理みたいなのを可能な限り三食食べています。
一週間の付け合わせ代を千円とすれば、一ヶ月４千円くらいです。（仕方なく外食するときを除く）

貯金
月々五万円。
皮膚が弱かったり、巻き爪になりやすかったりして、予期せぬ医療費が出費として出てくることがあるので、それに備えています。

まとめ
一人暮らしを始めて家賃や光熱費などの出費が増えましたが、ミニマリスト的生活をして物欲を抑えていれば、割となんとかなるもんです。
今の部屋は家賃が少し高いので、次引っ越すときはもう少し費用を抑えて、その分旅行とかにお金を回したいですね。

あと、実家暮らしの時には無かった「周囲への感謝」という感情が生まれてきます。
一人暮らしに踏み切ったのも、小説を書いているときのノイズを少しでも減らしたいという理由（我ながらひでぇ奴）でしたが、いざ引っ越しすると、最初の方はさみしくってたまらなかったです。
家族がより好きになりましたね。

断捨離の記事じゃ無いですけど、一旦持ち物と環境をリセットすると、本当にやりたいことが見えてきます。自分が何になりたいかでお金の使い方をコントロールする必要があります。